遊牧民達の姿を見てみたい
旅行先をモンゴルに決めて訪れる方の希望として多いのが、「遊牧民達の姿を見てみたい」という気持ち。
本格的な遊牧民の暮らしを目的にして訪れる方も少なくありません。
場所を転々としながら生活を続ける遊牧民において欠かせないのが移動式の住居(ゲル)ですが、移動式の住居は長年の経験と知恵によって構成されているため、実際に目にする事ができれば採用されている素材はもちろん、速やかに解体と組み立てができて次の移動先に移動できる様子も見られます。
ナーダム祭に行こう
モンゴルについて理解を深めたいなら、夏に開催されるお祭り「ナーダム祭」です。
モンゴルで古くから大切にされている記念日に催されるお祭りで、国を代表する行事なので、当日には普段はそれぞれ異なる場所にて生活をしている遊牧民達が集まってきます。
現地の遊牧民のみならず、海外旅行を目的にした旅行客も気軽に見られるお祭りで、複数の競技が開催されます。
日本人が身近に感じる上に白熱するのはやはり相撲でしょう。
ナーダム祭にいくならやっぱり相撲
日本で活躍している相撲力士の中にモンゴル出身の方が多い理由は、モンゴルでも相撲が盛んに行われていることが関係していますが、日本の事例と異なる点として挙げられるのは、土俵が存在しているのではなく芝生の上で行われる様子です。
さらに芝生に頭部や肘、膝や背中が接触すると勝敗が付くルールなのでモンゴルならではのルールを意識しながら見るのも新鮮です。応援した力士が後に日本国内にて活躍することもあるかもしれませんね。
相撲と同様に観戦している側も手に汗握る競技として弓を用いた競技があり、10人を超える選手達が横一列になって的に向かって弓を構える姿は圧巻である上、青色や赤色など色鮮やかな民族衣装に身を包んで競技に励んでいるのも異国情緒が感じられます。